社中だより
 

 

 

 


46回 書玄展

平成22年1月19日(火)〜24日(日)
愛知芸術文化センター8階J 2室

お正月気分も抜け、新たな年への希望や目標に満ちた1月下旬、第46回書玄展が開催されました。
トリエンナーレ国際芸術祭の為、会場が例年の半分になり心配されましたが、初期の書玄展のスタイルを取り入れ、作品サイズも3尺×3尺と色紙サイズの2種類に統一し、まさにテーマ「原点」に相応しい展覧会となりました。
会場に入りまず目に飛び込んでくる作品、それは何といっても亡き大碩先生の「ふるさと」です。頭の中に光景が浮かんでくるような格調高い作品に憧れた方も多いと思います。また、言葉のイメージと違い重量感のある裕先生の作品、亡き大碩先生との出会いが縁となり、毎回特別参加していただいている森井象山先生の力強い作品に、先生方の原点が感じられました。
今回小作品にも、古典の原点である書聖・王義之の「蘭亭序」という課題が出されましたが、それぞれ自由に制作することで、豊かなバリエーションが作り出され、全作品が一目で見渡せる事でいつもより圧倒させられたようにも思われました。
大碩先生がなくなられてから、初めての社中展となりましたが、これまでの書玄展を原点にし、裕先生のもと、新しい作品展に挑戦して生きたいと思います。
期間中、大勢の皆様にご来場賜り、心より御礼申し上げます。
(市橋蒼流 記)

 
 

 

 

 

 


第12回 清晨会書展

平成22年11月9日(火)〜14日(日)
名古屋市民ギャラリー 栄 7階 第2展示室

初心に戻り、新たな気持ちで臨んだ11回展に引き続き、本展覧会も12回目を迎えることができました。今年は大作21点、パネル作品91点の出品となり、会場すべての作品を「谷川俊太郎の詩を書く」をテーマに全員で谷川先生の詩文を創作しました。例年、寸法180×240センチの特大サイズである大作においては、大人のみの創作でしたが、去年の書展開催時に高・大生から「やってみたい!」という数々の声があがり、今年初の試みで、高・大生が大作を創作するための秋の合宿の機会を設け、二日間で仕上げることに成功しました。各々の個性が存分に光った力強い力作となりました。また、小品においては、学生選抜のバラエティーにとんだ作品を始め、今年はすべてパネル作品に統一し、同じ詩文箇所を創作していても、谷川先生独特のめくるめく詩の世界を表現できるよう構成に工夫を凝らしました。今後も芸術文化の継承を胸にチャレンジ精神と斬新なアイディアを開拓していくことを忘れず楽しい書展を目指します。ご指導下さった先生方、ご来場下さった皆々様に厚く御礼申し上げます。
(松元彩華 記)

 

 

 

 

 

 

 

 


華門会 町並ギャラリー参加

華門会は、地域の美術文化団体に所属して書(近代詩文書)の普及振興に努めています。
犬山文化協会では「町並ギャラリー」へ書道として唯一協力出品しています。犬山市の町に書道や絵画・写真などを展示し、市民はじめ、観光客の方々に親しんでもらおうというものです。

・まことや(犬山城下)2 〜3 月
・犬山市南部公民館ロビー5 〜6 月(写真)

普段作品展・ギャラリーに入場されない方々が興味深く観ていただき、反響は良いようです。
春日井まつり「ザ道風・書のパフォーマンス」には、美術協会のスタッフとして大きな力となっています。
(武内峰敏 記)

 

 

 

 

 


谷口幸治尾張旭市長とともに
受賞を喜ぶ前田小鶴先生


書玄会 前田小鶴先生
総務大臣表彰受賞

平成22年10月13日前田小鶴先生は、総務大臣表彰を受賞されました。(このたび以下は「ほーむたうん瀬戸D a i l y S AN Q 」記事引用・一部加筆)
『このたびの前田先生の受賞は、書道家としてのかたわら1991年から20年間にわたって尾張旭市の行政相談員を務め、自宅や市民会館に毎月第3火曜日に開設される市民相談室で市民からの相談に応じてきた。
相談員は、総務大臣が民間の有識者の中から委嘱し行政サービスに関する相談などを行うボランティア。22年度は全国で100人、愛知県内で5人が選ばれた。
先生は、10月15日谷口尾張旭市長を訪問し、喜びの報告をされた。谷口市長は、「長年の取り組みに敬意を表し、日ごろの活動の努力が表彰につながり本当にお
めでたいこと」と功績をたたえた。先生は、「まわりの皆さんの力添えのおかげ。今後も健康である限り、相談員として役に立ちたい」と話した。』
書道家として、そして行政相談員として今後ますますのご活躍を祈念致します。
(広報部 小嶋真海 記)

 

 

 

 

 

 


第8回 香木会展

平成22年10月9日(土)〜11日(月)
岐阜市文化センター3 階

我が香木会は隔年で社中展を開催し、昨年で8回を迎えました。
大人も子供も一緒にテーマを追求しています。ここ数年のテーマは、第6回が春に「立体の中の書」第7回が夏に「涼やかで書」そして今回の第8回が秋に「秋色の書」ということでスリーシーズンが終了しました。来年は冬に開催予定です。
テーマ部門として今回皆で取り組んだのは、「軸らしきもの」です。大きな軸から、ハガキの軸と、全て手作りで臨みました。小さなハガキには大正時代の古布の端切れで軸を作りました。200枚作り、会場の皆様にお土産に差し上げました。個人の1枚を残し、殆ど全部貰って頂きました。
書のパフォーマンスでは、お弟子さん4人で「小さい秋」、総合学園高校の生徒等5人でディズニーの曲を、私が柴田トヨさんの「くじけないで」を、それぞれ音楽を流して、20分程披露しました。幸い岐阜市展と重なり大勢の方に楽しんで頂きました。
(佐々木香魚  記)

 

 

 

 

 


玄煌社 鄭碑探訪

玄煌社黒田玄夏先生始め8名と陽山会土屋陽山先生始め18名が平成22年9月19日から9月24日まで中国山東省を5 泊6日で訪ねました。初日の雲峯山。そこには黒田,土屋両先生の書が磨崖碑として刻されています。今回6 日間で訪ねた主な碑は大基山での仙壇銘告他三碑、天柱山での鄭羲上碑他四碑、泰山は紀泰山銘碑、泰安岱廟での泰山刻石、曲阜は礼器碑始め七碑他、済南での高貞碑始め三碑等々日頃学習している古典が立ち並び両社中の皆さんの石碑を観る眼差しは本当に輝いていました。雲峯山では張国銓先生や邱学才さん、そして曲阜では蒋開征先生など黒田先生旧知のご高名な先生方がお出迎え下さり、特に夕食の席では先生方と久方ぶりの再開で何回ものビールの乾杯で喜びを分かち合うことができました。
広大で歴史に刻まれた中国。その道中で眼の中に入ったものは確実に経済発展をしている中国の姿です。
新旧入り混じった中国。この国を再びまた訪れたいとの熱い思いを残した山東省の旅でした。
(小嶋真海 記)

  

 

 

 

 

 


牧書会公募第36回教育競書展

平成22年7月18日(日)・19日(祝月)
東桜会館ギャラリー

暑い暑い7月、今回より東桜会館ギャラリーに場所を移して開催しました。2日間とも生徒や御父兄様など多数御来場頂き盛況裡に終えることが出来ました。
本展は幼年〜高校生の半紙作品を広く公募し、東海創玄の諸先生方はじめ、各方面の先生方のご協力により今回も3,000点を越える応募を頂きました。厳正な審査により決まった特別賞から入選に至る全ての作品を陳列しました。高校生の修錬の成果の見える古典臨
書、小中学生ののびやかな楷書、行書など様々な書風の質の高い作品に多く出会えて、指導された先生方の熱い書道教育を感じることが出来ました。
今後とも亡き師長谷川牧風の意志を継いで書道発展に役立つ書道展になるよう会一同研鑽を積んでまいり
たいと思っております。
(今井芝香 記)