社中だより
 

 


 


第10回記念 清晨会書展

平成20年11月18日〜23日
名古屋市民ギャラリー・栄サンシティーギャラリー

ほぼ恒例となりました晩秋に今年は晴れの10回展という大きな節目を迎える事ができました。会員一同、大きな緊張感と充実感を持ちながら作品製作にとり組みました。出品点数は、大作・小作品を含め64点となり、これに加え合同作品も制作をしました。その作品には、10回展を迎えた喜びを表す「喜」「慶」「悦」の文字や、書に親しむ楽しみを表わす「楽」という文字を配して見ました。
日常生活の中にあふれていると思っていた表現をしようとすると、なかなか具合よく行かず、皆苦戦の模様でした。その中にあっても自身の感動体験を表現したり、シンプルさにこだわったりと今迄以上にこだわりの見える作品達となった気がしています。又、それぞれの個性に合わせた表装にも別の楽しみを持つことができました。ありがとうございました。
今回、会期中に初の試みとして「体験コーナー」を設置しました。メタリック液を使って「喜」や「楽」の文字を書いていただき、会場に展示しました。普段は筆を持たないお客様も楽しんでいただけた様です。これをきっかけに、もっと身近に書を感じていただけたら嬉しいことです。
開催にあたり暖かいお言葉御批評を頂きました先生方、ご尽力を頂いた皆様に厚くお礼を申し上げます。
(石井小湖 記)

 

 

 

 

 


玄煌社展

部屋に飾りたい書
平成20年10月15日〜19日
電気文化会館

秋酣の日和、4年ぶりに開催した玄煌社展は、会員の創作を始め三つの企画からなり、会場も空間をできる限り広く取って、ゆっくりとりつげるよう配慮しました。
メインテーマの「部屋に飾りたい書」は、黒田玄夏先生始め102点で前回にもまして一人ひとりが想いをこめた個性豊な作品が展示され、ご覧頂いた方から「この言葉は今の自分にピッタリ。ぜひ譲ってほしい。」との嬉しい言葉も・・・・・
併催した「創玄現代書展」では、非常に厳しい入選率にも拘らず、過去6年間に入賞入選を果たした21点の作品を展示しました。
一人で4回も入選した会員もおり、錬度の大切さを実感させるものでありました。
それになんといっても、社中展を盛り上げていただいたのが黒田玄夏先生の著書「彩の書入門」原作展。柔軟な発想に、思わずため息も聞こえるほどの雰囲気につつまれておりました。会期中は、約1,000人もの方々がご覧下さり、また、全国各地の諸先生方から寄せられた祝電やお祝いの手紙で会場に華を添えて頂きました。心から厚く御礼申し上げます。
今後とも、玄煌社の「煌」のようにいつまでも「きらめき」を忘れないよう益々精進して参ります。
(稲垣雅彦 記)

 

 


 

 


牧書会創立45周年記念展
創玄展作品・創作
併設高木光風・山中智恵子を書く
          & 長谷川牧風・花との世界

平成20年7月15日〜20日
名古屋電気文化会館5階 東・西ギャラリー

 牧書会創立45周年を迎えました。本年3月に東京六本木の国立新美術館で開催された創玄展の作品をもう一度、東海地区の皆様にも見ていただきたいと望み展示をしました。
高木光風さんは、傾倒している山中智恵子さんの歌を書いて、やはり今年の正月に銀座の和光で行なわれた毎日新春展に合せて、隣の鳩居堂で催した作品を好評でしたので陳列しました。
長谷川は、小堀遠州の「花に逢えば花、茶に遇えば茶」をテーマに花とのコラボレーションを試みました。花はデパートで模様された白洲次郎と正子展のバックを飾った河村敦子先生にお願いをした。
日本の色々な美を、漢字かな交じり書の日本的な美をと思って展示しました。唐様の美と同時に、和様の美の素晴らしさにも心引かれています。沢山の先生方に見に来ていただきまして深く感謝を致しております。
(長谷川牧風 記)

 

 


 

 


第44回 書玄展

平成20年3月18日(火)〜23日(日)
愛知県美術館ギャラリーJ室

穏やかな春のぬくもりを感じながら、毎年恒例の書玄展が開催されました。
今年のテーマは「時」皆さんは「時」をどのようにとらえてみえますか?
歴史を紐解く中、この時の流れこそが「今」を物語っていると思います。そして会員それぞれが、この過去・現在そして未来への時の流れの中で、あらゆる角度から素材を選び、構成に工夫を凝らし、想い出にひたりながら創作した方もみえ、個性豊かな作品が出来あがりました。
今回は、表装にもこだわり、英字新聞や中には昭和の時代にさかのぼる古い新聞なども使用され、個々の作品を尊重しつつも、統一感のある壁面になりました。更には、丸型の小作品で時計をイメージしたコーナーもあって、会場全体が「時の空間」に包まれました。
期間中には、ご多忙にもかかわらず、諸先生方はじめ多くの方々にご来場賜わりましたこと心より厚くお礼申し上げます。
「時」は、刻・一刻と進んでいます。
さぁ、私達も未来に向かって「書の道」を一歩一歩刻んで進んでいきましょう。
(伊高美秀 記)